便秘の改善薬(写真)や水虫の治療薬などのなかには、点眼液の容器と似た容器に入ったお薬があります。誤って目に使用すると結膜(しろめ)や角膜(くろめ)に障害を起こすことがあります。
もし、誤って目に使用した場合は、まず目を洗いましょう。洗面器に水をひたして目を洗うか、水道の水を流しながら目を洗うと良いでしょう。夜間であれば翌日、昼間であればすぐに眼科を受診して適切な治療を受けてください。
先日、みたにアイクリニックにも便秘の改善薬を誤って目に使用した方が来院されました。結膜の充血と角膜に傷がありましたが、すぐに来院していただいたので、幸い2週間ほど治療して改善されました。
放置した場合や治療しても完治しない場合は、視力低下などの後遺症が出ることもありますので、もし誤って目に使用した場合は早めに眼科を受診することをお勧めいたします。