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カテゴリ: みたにアイ ニュース

いよいよ花粉症の季節です

 

まだまだ寒い日が続きますが、先週の後半には花粉前線が東海地方まで来たとの報道がありました。
当院の外来にも、「痒い」との訴えで受診する方が急に増えてきました。
今年は、昨年ほどは花粉が飛ばないと言われておりますが、それでもここ10年の平均よりは多いとの予想が出ています。
しっかり、予防策をとることをお勧めいたします。

・内科、小児科、耳鼻科などで、点眼液をもらっている
・市販の点眼液を使用している
それでも、症状が軽減しない方、点眼液の副作用が心配な方などは、是非眼科で診察を受けることをお勧めいたします。

他の科で処方される点眼液の種類は1,2種類と言うことが多いようです。本当に、その人の症状に合っているか・・・・・。また、点眼液の副作用のチェックはなされていないと思います。

抗アレルギー点眼液は多種にわたりますし、予防を含め長期に使える点眼液と症状が強い時に短期に使うべき点眼液があります。
目的と症状に合った点眼液のご使用をお勧めいたします。 .

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さかさまつ毛の治療

 

「眼の病気辞典」(https://www.mitani-eye.com/eyelashes.html)でも触れていますが、一般にさかさまつ毛と言っても、まつ毛が数本だけ黒目(角膜)に当たる場合まぶた全体が内側に向いている場合があります、まぶたに問題がなく、まつ毛が数本だけ当たっている場合は、多くはそのまつ毛を抜く処置をします。一方で、まぶたが全体的に内側に向いている時には、可能なら手術でまぶたを起こしてあげた方が宜しいでしょう。まぶたの状態により、手術方法は2、3通りに分かれますが、どの方法でも局所麻酔で、5~15分程度の手術で日帰りで出来ます。いづれの術式でも、健康保険の適応となります。さかさまつ毛でお困りの方は、ご相談ください。 webhosting data

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白内障の手術を始めます。

 

分院の「くにたち眼科」で、2月27日(月)から白内障の手術を始めます。

手術をご希望されて来院される方から、「いつ手術を受けられますか?」と言うご質問を多数いただきました。開院して、もう少しで1か月になりますが、手術室の準備、スタッフとのシミュレーションを行い、皆様に安心して手術を受けていただく体制が整いました。まだまだ手探りな面もあり、大きな病院のようにスムースにはいかないとは思いますが、小さな医院の良さを出して、手術を受けていただく皆様に、「くにたち眼科で手術を受けて良かった。」と言われるように取り組んでいく所存です。
尚、当院と「くにたち眼科」では、分かりやすい説明、丁寧な手術を心がけていきます。「どんな手術をするの?」、「痛くない?」、「見えるようになるの?」など、多くのご質問があるかと思います。また、大きな病院では、質問する時間がない、と言う経験はないでしょうか。そのような方も、まずは、診察を受けにいらしてください。
納得がいくまで、ご説明させていただきます。 site generator

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そろそろ花粉症の季節です

 

2、3日前から、「目がかゆい」と言う方が来院させるようになりました。今年は昨年ほど花粉が飛ばない、と言われておりますが、それでもここ10年の平均よりは多いと予想されております。以前のブログでも書きましたが、2週間前くらいから予防的に点眼を始めることで、症状を軽減する効果があることが分かっております。併設の耳鼻科でも4日の土曜日からアレルギー症状の方が急に増えているようです。マスク・メガネなどの対策と合わせて、そろそろ予防的に点眼をされることをお勧めいたします。

花粉の飛散が多かった昨年に、初めて花粉症になった方も多数おられることでしょう。そのような方から、いつからどの点眼をすれば良いのか、ご質問を受けます。予防的に使って効果がある点眼液と最盛期に使って効果が出る点眼液は、異なることもあります。

いつからどの点眼液を用いると良いのか眼科でご相談の上、点眼を開始することをお勧めいたします。 .

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カラーコンタクトレンズ扱っております。

 

ジョンソンアンドジョンソンのカラーコンタクトレンズのディファインは、品切れが続いておりますが・・・・・・

みたにアイクリニックでは・・・
噂のカラーコンタクトレンズ「One day Aire REAL」
を扱っております。

色は、ジョンソンアンドジョンソンのディファインと同じブラックブラウンの2色です。
素材はディファインより乾きにくく汚れにくいポリマコンで、ディファインより瞳は大きく、視界はよりクリアでズレにくい非球面設計を採用した1日使い捨てコンタクトレンズです。

ご購入前に、無料でお試しをしていただけますので、ご興味がある方は、スタッフにお申し出ください。 .

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花粉症治療は早めに始めましょう!

 

Q:花粉症の治療は、症状が出てからで大丈夫ですか?

A:早めに、治療は始めることをお勧めいたします。

症状が出る前や症状が軽いうちから、治療を始めるのが良いと思います。
花粉が飛散する2週間くらい前から、症状に合った点眼液や内服薬をお使いになることをお勧めいたします。
それにより、症状が出るのが遅くなったり、症状を軽くしたりすることが出来ます。
今後の気候にもよりますが、関東地方では、今年は2月上旬から花粉が飛散すると予想されておりますので、1月下旬か2月に入ったらお薬を使い始めても良いと思います。

医師と良く相談されて、自分の症状に合ったお薬を処方してもらいましょう。 .

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外出時の涙

 

最近、外に出ると悲しくもないのに涙がでます・・・と言うことはありませんか?

以前、涙の通り道が狭くなるからと説明しました(寒さとなみだ目 2011年11月27日のブログ)が、その他に、この時期ですと寒冷刺激により角膜が乾燥し、それを補うように反射により涙が出る、と言うこともあります。「乾燥するのに涙がでるの?」と疑問を持つ方もおられると思いますが、角膜が乾くと、それを察知し角膜を潤わせようと反射的に涙が出ることがあるのです。ですから、ドライアイの方が、良く涙が出ると言うことがあるのです。なみだ目だと思って眼科を受診したら、反対に乾いています、と言われ疑問に思われることもあります。
この様な場合は、涙の通り道を広げるような治療ではなく、人口涙液などの点眼で治療することになります。
涙の通り道が狭いのか、角膜が乾燥しているからなのか、眼科で検査を受ければ分かります。「外に出ると涙が出る」と言うかたは、是非一度眼科で検査を受けてみてください。 .

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花粉症・・風邪と思いこまないで!

 

Q:風邪と花粉症の違いを教えてください。

風邪のくしゃみ・鼻詰まりは、しっかり休養を取れば徐々に治ります。しかし花粉症の場合は2月から5月ころまで続きます。また、風邪の場合の鼻水は段々と粘りが出てきて膿の様になってきます。花粉症の場合は、水生鼻汁と言って水性です。

また、目の痒みは花粉症特有の症状であり、風邪にはありません。

さらに、風邪の場合は高熱になることもありますが、花粉症の場合は微熱程度です。風邪は腹痛や下痢を伴うことがありますが、花粉症の症状は鼻や目に集中します。

去年までは花粉症はなかったので、きっと風邪だろうと自己判断して、治療が遅れることがあります。

くしゃみ・鼻詰まり・鼻水に目の痒みを伴っていたら、花粉症の可能性が高いです。自己判断で、市販の風邪薬で治そうとせず、内科・耳鼻科・眼科で医師の診断を受けてください。 .

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花粉症 いつから点眼?

 

Q:花粉症の目薬はいつ頃から始めれば効果的ですか?

花粉症は、早い人で、1月下旬~2月上旬から症状が出始めます。長年花粉症を罹っている方は、「そろそろ」と分かることがありますが、花粉の飛散状況などにより多少前後することがあります。
今年は、昨年よりも飛散量が少ないと予想されておりますが、決して油断はできません。
そこで、出来るだけ症状を軽く済ませるために、予防策をとることは賢明です。かゆみは無くても、目がゴロゴロする、目やにが出る、などの症状があれば点眼を開始しても良いでしょう。

花粉症の目薬には、第一選択薬である「抗アレルギー点眼薬」と抗アレルギー点眼液単独では、効果が不充分のときに使用する「ステロイド点眼薬」があります。
さらに「抗アレルギー点眼薬」は、「メディエーター遊離抑制薬」と「ヒスタミンH1(受容体)拮抗薬」の2つに大別されます。(表)

メディエーター遊離抑制薬(肥満細胞膜安定化薬)は、肥満細胞安定化作用により脱顆粒によるメディエーター遊離を抑制します。言い換えれば、結膜に存在するマスト細胞(肥満細胞ともよびます)からヒスタミンなど「かゆみ」を惹起する物質が放出されることを抑制する薬剤です。主な作用は「細胞膜の安定化」ですので、点眼後、効果発現までに時間がかかります。また、遊離されたヒスタミンには直接作用しませんので、急激・強い「かゆみ」を抑えることはできません。
一方、ヒスタミンH1受容体拮抗薬は、肥満細胞の脱顆粒により放出されるメディエーターの代表であるヒスタミンの作用を、ヒスタミンH1受容体に結合してブロックすることにより抑制します。塩酸オロパタジンであるパタノール点眼液0.1%は選択的なヒスタミンH1拮抗作用とメディエーター遊離抑制作用を兼ね備えています。

ステロイド点眼液は、抗アレルギー点眼液単独では、効果が不充分のときに使用されます。炎症による緒症状に優れた効果のある点眼液ですが、安全性に問題があります長期間使用しますと、緑内障を誘発することがあります。また、ヘルペスウイルスや細菌による眼感染症に対する注意も必要となります。

多くの抗アレルギー点眼液は、あまり即効性が期待できないお薬ですので、花粉症であれば、季節前からの(予防的)投与法が、薬効を最大限に発揮させるために、推奨されていました。しかし、一部の点眼薬(リボスチン点眼薬など)は、臨床上、初回点眼後3日目から自覚症状、眼所見の改善がみられています。いずれの抗アレルギー点眼薬も、季節前(予防的)投与も、もちろん有効であると推測されますので、少なくともごく早期から点眼開始するのがよいのではないでしょうか。

尚、抗アレルギー点眼薬は、内科や耳鼻科でも処方することは可能ですが、目の所見を確認して、上記の点眼薬のどれが最も効果があるか、また緑内障(眼圧上昇)などの副作用が無いかは眼科医でないと判断できません。私も、長年他の科で点眼薬を処方されていた高校生が、進行した緑内障になり、手術をした経験があります。市販の「かゆみ止め」の点眼薬には、ステロイドを含んでいるものもあります。「かゆみが取れれば良い」と軽く考えずに、眼科で副作用のチェックを受けながらお使いになることをお勧めいたします。
また、数ある抗アレルギー点眼薬の中で、どのお薬が自分に合っていたか、覚えておくこともお勧めいたします。同じ作用のお薬でも相性があります。名前を憶えておくことで、自分を守ることができます。 .

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目を温めて疲れをとりましょう

 

Q: 疲れた時に、目を温めた方が良いですか? 冷やした方が良いですか?

正解は、温めた方が、よいです。

湿熱と言って、水蒸気を介して身体を温める方法があります。目に使用する場合、蒸しタオルや市販のアイスチーマーを使って、目の周囲を10分程度温めると、目が疲れて低下していたピント合わせ機能(調節力と言います)が回復することが分かっています。
(Takahashi Y, et al.The effect of periocular warming on accommodation. Ophthalmology. 2005 )

また、目の周囲を温めると、マブタの中にある脂腺(マイボーム腺)から、油の成分が分泌され、涙の質も良くなると考えられています。つまり、ドライアイなどの乾燥感の改善にも効果があります。

温めるのは、お仕事で目を使った後に行うのがお勧めです。午前中など早い時間に行ってもあまり効果は期待できません。
就寝前に温めるのも良いかも知れません。その場合、調節力の回復、ドライアイの改善、心地よい眠りと一石三鳥の効果が期待できます。

当院を眼精疲労で受診された方で、調節力の低下やマイボーム腺機能低下が見られた方には、この方法をご指導させていただき、良好な効果が認められております。
眼精疲労やドライアイも、様々な原因がありますので、まずは眼科で精密検査を受け、その上で、温めることが改善につながるか、医師とご相談ください。 .

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